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介護福祉士は介護の専門知識と技術を持ち、介護の必要な利用者に対して日常生活を送ることができるよう、家事の介助や介護に関する相談を受けたりすることが仕事です。具体的な仕事内容としては高齢者への介護や介護に関する指導と介護記録の作成です。また信頼関係を形成することも仕事を進めるために重要なことになります。
介護の内容としては食事や排泄、入浴と移動などが中心になりますが、要件を満たしている介護福祉士であれば、たんの吸引といった診察の補助が行えるようになります。そして介護に関する相談は家族に対して、どのような介護を行うべきなのかといった介護指導を行ったり利用者の特徴に合わせて効率的な生活動作の補助といったアドバイスをしたりすることが主な仕事内容となります。介護記録を作成する仕事では利用者に状況を詳細に記録していく仕事です。
またコミュニケーションをよく取ることも仕事のひとつです。コミュニケーションによって信頼関係を形成して介護サービスを受ける利用者にとって排泄や入浴の観察や介助を受けやすい関係を形成しなければなりません。
介護福祉士の給料事情は役職や雇用形態により変わってきますが、一般的には施設で働く正職員は月の手取りが15万円から17万円前後と言われています。年収は資格や経験によって差がありますが、おおよそ250万円から400万円ほどが一般的です。他の業種と比べると介護福祉士の給料は高いとは言えませんが、夜勤や休日出勤の手当てなどを含めると平均的な給料になることが多いです。
しかし夜勤などの体力的にハードな仕事や精神的にも厳しいと言われている仕事をしている割には給料は低いと言われていますし、実際に給料に関して納得がいかずに離職をする人も少なくありません。同様に夜勤のある看護師と比べても給与はかなり低いと言えます。
給料は事業所によっても変わってきますが、社会福祉法人の事業所であれば給料は低くても公務員に準じた給料体系の場合もあるため、ボーナスや福利厚生がしっかりとしている特徴があります。また初任給に関してはおおよそ16万円前後が最も多いとされています。35歳を超えた転職が難しいとされている人たちも転職しやすい職種でもあるため、様々な年齢層が働き始めることができます。しかし30歳を超えているからといって初任給が高くなるわけではなく、どの年齢でも基本給に手当てがついて16万円前後になることがほとんどです。